戦争

映画「ダンケルク」にヘミングウェイ文学を視る。 by abou el fida

映画「ダンケルク」は、我々に馴染みのあるクリストファー・ノーランらしい映画ではなく、とても文学的で詩的な映画です。そして、その文学的な感触はまさにヘミングウェイなのです、、、

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映画『ワンダーウーマン』姫さまついに降臨。オードリー・ヘプバーン、ディズニーや宮崎アニメに通じる魅力が全部入り。ネタバレとレビュー by abou el fida

正々堂々とした、昔かたぎのヒロイン。ここ数年のダークヒーローたちの屈折した背景や暗さとは正反対。時代は繰り返し、ファッションと同様にヒーロー(ヒロイン)像も一周する頃なのかもしれません。強さよりもまず純粋さが、、、

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映画「a Perfect day」「ア・パーフェクト・デイ」(Un día perfecto)(邦題未定)/ デル・トロとオルガ・キュレリンコのボスニア紛争ロード・ムービー by abou el fida

ベニチオ・デル・トロ&オルガ・キュレリンコの紛争地帯ボランティア・ロード・ムービー。ボスニア紛争は、第二次世界大戦後の最も悲惨な3年間とも言われる戦争です。が、この映画では悲惨な部分にはほとんどメスは入れません。観客を煽ることな く、ユーモアをふんだんに交えた丁寧なドラマ。ちなみに、この作品はカンヌ映画祭での上映後、5分間にも及ぶスタンディングオベーションを 得る程の好評価でした。

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映画 「マクベス」 / Macbeth 2016 新たな解釈・全文ネタバレ・レビュー by abou el fida

マクベスは魔女のお告げで人間が変わった訳ではありません。マクベスが元々持っていた悪の部分が増幅されただけなのです。そして罪の意識を感じる善の心も同時に持っています。悪行を行う度に、善の心が自身を崩壊させていくのです。王位に就いても喜びや達成感があるどころか、罪の意識が深くなり、自己崩壊していくのはそのためです。

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