男の生きざまを描く映画

映画「ダンケルク」にヘミングウェイ文学を視る。 by abou el fida

映画「ダンケルク」は、我々に馴染みのあるクリストファー・ノーランらしい映画ではなく、とても文学的で詩的な映画です。そして、その文学的な感触はまさにヘミングウェイなのです、、、

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映画『ジョン・ウィック:チャプター2』マトリックス同窓会としてのたのしみ方。ネタバレ・詳細レビュー by abou el fida

オマージュか、それともただの遊び心か、「ジョン・ウィック2」は「マトリックス」を彷彿させるシーンがいくつもあります。以下10枚の画像は、、、

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映画『はじまりへの旅』ヴィゴ家の森の生活はスパルタ式。ネタバレ、詳細レビュー。観る前に読んでおきたい書物リスト付き。 by abou el fida

冒頭のシーンはこの映画の踏み絵的な役割があります。
のどかで美しい自然の中で可愛い鹿が一頭。そんな風景を一瞬にして血塗られた惨殺シーンに変えるのは人間、この映画の主人公家族の狩猟です。生命へのリスペクトを込めて、まずは心臓を生のまま食らう。

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映画『ザ・コンサルタント』我々の心の裏側に住むダークヒーロー・重箱の隅を幾つかつつくレビューとネタバレ。 by abou el fida

人は皆、多かれ少なかれ、奇妙な癖やこだわり、人に言えない習慣を持っているもので、我々がこの映画のベン・アフレックに感情移入してしまう理由は、そんな奇妙な癖やこだわりをアスペルガー症候群という病に置き換え、デフォルメしているからです。

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映画『ジェイソン・ボーン』ボーン・シリーズに感情移入してしまう理由、4作目の意味、ネタバレ・詳細レビュー by abou el fida

彼の姿は、いわば、日常で我々が遭遇している様々な闘いやストレスと同じです。なかなかジェイソン・ボーンのようにストイックになれものではありませんが、我々はこの彼のパワーに共感するのです。、、、

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映画「レジェンド 狂気の美学」トム・ハーディの挑戦は続く。ネタバレ・詳細レビュー by abou el fida

トム・ハーディは見事な演技ですし、いくつかの印象的なシーンも(オープニングで紅茶を持って見張りの警官を茶化しに行くコミカルなシーン、バーでのアクション映画さながらの迫真の立ち回り、シェイクスピア宜しく花束をポケットに入れて外壁を上って求婚するシーン。美しい結婚式場のシーンなどなどが)あります。しかし、映画としての後味が、、、

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