正直に生きる事、そして自分のそばにいる大切な人について、その大切さの再認識、再発見をする物語です。基本的にシリアスな内容なのですが、ところどころコミカルな要素を感じるのは、主人公のディヴィス(ジェイク・ギレンホール)が、人間的に欠陥がありつつも、あまりにも正直で、純粋すぎるから。
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映画「コロニア」全力疾走のエマ・ワトソン。もう一度観るためのネタバレ・詳細レビュー /
見どころは「全力で走るエマ・ワトソン」です。映画の中で6回も全速力で走っています。アクションがほぼないので、これら全力疾走が映画に躍動感とメリハリを付けます。映画の内容とは関係なく、独立した映像としてもエマ・ワトソンの全力疾走はなんだか一生懸命さがすごく出ていて気持ちのいい風景です。、、、
Read More映画「レジェンド 狂気の美学」トム・ハーディの挑戦は続く。ネタバレ・詳細レビュー /
トム・ハーディは見事な演技ですし、いくつかの印象的なシーンも(オープニングで紅茶を持って見張りの警官を茶化しに行くコミカルなシーン、バーでのアクション映画さながらの迫真の立ち回り、シェイクスピア宜しく花束をポケットに入れて外壁を上って求婚するシーン。美しい結婚式場のシーンなどなどが)あります。しかし、映画としての後味が、、、
Read More映画『エクス・マキナ』聖書引用の人物名。人間とAIの禁断の恋愛。全文ネタバレ、詳細レビュー。 /
「人間とAIの禁断の恋愛」+「AIが自分を作った主人である人間を殺害しようとする」お話しです。禁断といっても人間同士の不倫などとは別レベルで、人間の道徳観を根底から揺さぶ る程の禁断です。しかし、そこに何がしかの愛があれば禁断であるほど燃えるのが人間の性であるところがこの映画の面白さの一つでもあります。
Read More映画「サウスポー」依存と解放の物語。ネタバレ・詳細レビュー Part2 /
相互の(または一方の)依存が強すぎる愛は、お互いの良い面を伸ばし、欠点を補い合うという理想的なパートナーシップである代わりに、自分自身で欠点を克服して独立した人間に成長する事が不要になってしまう側面もあります。
ビリー・ホープ(ジェイク・ギレンホール)は、孤児院からの成り上がりです。優しく、ピュアですが、、、
映画「a Perfect day」「ア・パーフェクト・デイ」(Un día perfecto)(邦題未定)/ デル・トロとオルガ・キュレリンコのボスニア紛争ロード・ムービー /
ベニチオ・デル・トロ&オルガ・キュレリンコの紛争地帯ボランティア・ロード・ムービー。ボスニア紛争は、第二次世界大戦後の最も悲惨な3年間とも言われる戦争です。が、この映画では悲惨な部分にはほとんどメスは入れません。観客を煽ることな く、ユーモアをふんだんに交えた丁寧なドラマ。ちなみに、この作品はカンヌ映画祭での上映後、5分間にも及ぶスタンディングオベーションを 得る程の好評価でした。
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